●「L2コースの耳コピレッスンのお話です」
現在L2コースに通っている生徒さんのレッスン内容を少しお話したいと思います。
L2コースの6ヶ月は、主に、和声学と耳コピで構成させています。
和声学に関しては、いわゆる芸大和声と呼ばれている、「赤」「黄」「緑」の3巻のセットを行うのですが、その中より、L2コースでは、赤本(1巻)を修了し、L3以降で、黄(2巻)、緑(3巻)を勉強する流れなのですが、和声学のお話は、また今度にすることとし、今回は、耳コピのレッスンに関して説明したいと思います。
私が思うに、作曲家になるための3大、大切なことは、
1.音楽理論
2.耳コピ
3.作曲それ自体
1は、主に、楽典、和声学、Jazz理論のことを指します。
2は、その名の通り、耳コピ
3は、メロディーラインを中心とした、作曲それ自体です。
そんな訳で、早速L2コースから耳コピが始まるのですが、正直、なかなかしんどいかな...と、自身の過去を振り返っても思います。
耳コピといっても、取り組むジャンルや、どこまで細かくとるのか?という意味でレベル感はピンからキリまであります。当DTM作曲プロフェッショナルコースの耳コピは、中でも最も大変であろう、いわゆる完コピです。つまり、鳴っている音を全パート、全て音符におこして譜面を完成させる訳です。
当然、A4の五線紙などでは足りないので、B4横、14段くらいの五線紙に、メロディーは勿論、ドラムやベース、ピアノやStringsの和音に至るまで、全ての音を音符で書き取ります。
結果的に、10枚〜20枚ほどになることもありますが、この膨大な作業量を通じて、耳コピの精度をプロレベルまで持ち上げて行くと共に、更に、これを(特に初学者は)手書きで書くことにより、楽譜の正しい書き方を覚えることも目的の一つです。
英語で例えるなら、聞こえてくる英会話を、全てノートに書き起こす、ディクテーションと一緒かと思います。一番伸びる勉強法でありながら、一番めんどくさい、膨大な時間を費やす作業です。
結果もすぐには現れませんので、相当な強い意思か、強制力でもないと、すぐに挫折してしまう分野かと思います。好きな音楽を勉強しているハズが、実際フタを開けてみれば、かなり地味だし、しんどい作業なので、無理もないかと思いますが、だからこそ、将来、価値のある能力となる訳ですね。
私も、右も左も分からないまま、浪人生活を経て、なんとか滑り込んで音楽大学、作曲科へ入ったはいいものの、入ってみたら耳コピの嵐、、
あれは、ある意味で、大学4年間で一番辛い課題だったけれど、世の中とは良く出来ているもので、今もし、
「大学の4年間で学んだことの中で、今現在、一番役に立っていると思うものは?」
と聞かれれば、「耳コピのレッスン」と答えるでしょう。
それくらい、将来の自分を助けてくれる技術なので、生徒の皆さんも、意思を強く持って、取り組んで欲しいと思います。
●L2コースの耳コピレッスンのお話です
現在L2コースに通っている生徒さんのレッスン内容を少しお話したいと思います。
L2コースの6ヶ月は、主に、和声学と耳コピで構成させています。
和声学に関しては、いわゆる芸大和声と呼ばれている、「赤」「黄」「緑」の3巻のセットを行うのですが、その中より、L2コースでは、赤本(1巻)を修了し、L3以降で、黄(2巻)、緑(3巻)を勉強する流れなのですが、和声学のお話は、また今度にすることとし、今回は、耳コピのレッスンに関して説明したいと思います。
私が思うに、作曲家になるための3大、大切なことは、
1.音楽理論
2.耳コピ
3.作曲それ自体
1は、主に、楽典、和声学、Jazz理論のことを指します。
2は、その名の通り、耳コピ
3は、メロディーラインを中心とした、作曲それ自体です。
そんな訳で、早速L2コースから耳コピが始まるのですが、正直、なかなかしんどいかな...と、自身の過去を振り返っても思います。
耳コピといっても、取り組むジャンルや、どこまで細かくとるのか?という意味でレベル感はピンからキリまであります。当DTM作曲プロフェッショナルコースの耳コピは、中でも最も大変であろう、いわゆる完コピです。つまり、鳴っている音を全パート、全て音符におこして譜面を完成させる訳です。
当然、A4の五線紙などでは足りないので、B4横、14段くらいの五線紙に、メロディーは勿論、ドラムやベース、ピアノやStringsの和音に至るまで、全ての音を音符で書き取ります。
結果的に、10枚〜20枚ほどになることもありますが、この膨大な作業量を通じて、耳コピの精度をプロレベルまで持ち上げて行くと共に、更に、これを(特に初学者は)手書きで書くことにより、楽譜の正しい書き方を覚えることも目的の一つです。
英語で例えるなら、聞こえてくる英会話を、全てノートに書き起こす、ディクテーションと一緒かと思います。一番伸びる勉強法でありながら、一番めんどくさい、膨大な時間を費やす作業です。
結果もすぐには現れませんので、相当な強い意思か、強制力でもないと、すぐに挫折してしまう分野かと思います。好きな音楽を勉強しているハズが、実際フタを開けてみれば、かなり地味だし、しんどい作業なので、無理もないかと思いますが、だからこそ、将来、価値のある能力となる訳ですね。
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と聞かれれば、「耳コピのレッスン」と答えるでしょう。
それくらい、将来の自分を助けてくれる技術なので、生徒の皆さんも、意思を強く持って、取り組んで欲しいと思います。
講師作品紹介
![ミライ/JUJU](../_src/40256/juju_mirai1-1.jpg?v=1721092123971)
![あなたに会えなくなって/ヒカリ | Kiroro](../_src/40252/kiroro_aihabel1-1.jpg?v=1721092123971)
Kiroro
![アリアケノツキ/Uru](../_src/40254/uru_ariakeno_tsuki.jpg?v=1721092123971)
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![まばゆい君へ/大竹しのぶ](../_src/40248/shinobu_otake1-1.jpg?v=1721092123971)
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![娘より/Uru](../_src/40250/musumeyori.jpg?v=1721092123971)
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![春雪/JUJU](../_src/40240/juju2.jpg?v=1721092123971)
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